人生はスゴロク。

母は男の子がほしかったようです。
覚えてる限りで幼稚園〜小学生低学年の頃に散々言われた言葉があります。

アンタが男の子だったら良かったのにね。

そっか母は男の子が良かったのか。
わたしじゃダメだったんだ。
かわいいよりかっこいいが良いな。
男の子がほしかった母に女であるわたしは価値はないんだ。

などと頭の中でぐるぐるしましたが今は元気です。
そのことはもう言ってきませんが
もしアンタの子供が男の子だったら世話させてね
アンタが育児放棄してもお母さんが育ててあげるからね
などといってくるのでやはりわたしではダメみたいです。

男の子には価値があってわたしには価値がないらしい。

一応女の子なんでかわいいものにも走ったけど結局少年系のほうが多い。
当時女の子の流行があったけど全く興味なかったしゲームが楽しかった。
男の子に混じってゲームしてたくらい楽しかった。
着替えるのに有利という理由でスカート。ズボンにジャージで過ごした小学生時代。
かわいい格好は似合わない。スカートは着替えやすいから着てるだけ。

中学から制服で毎日スカートとか苦痛だなと思ってたけど
みんな同じもの着てるわけだし一人だけ浮くわけでもないので
スカートには慣れていったけど部活が死ぬほど苦痛だった。
協調性がないのとメンタルが弱い所為。
ますます自分は役立たずで価値がないと思うのが加速しただけだった。

思い返すと劣等感に苛まれてるなぁ。
小学校低学年の頃にいじめ（わたしはからかってるつもり）をしてしまった。
ガキ大将みたいなクソガキでごめんなさい。
鉛筆で手を刺されたとか言った気がするけどそんな過激なことは断じてしてない。
給食のパンを配るときにその人にパンを渡さなかったことは覚えてるけど
血が流れるようなことは絶対にしてない。
身に覚えのないこと言い出すし先生から怒られるし
怖すぎてボロ泣きしたのは覚えてるけどそれ以上覚えてないし絶対してない。
クラス替えで分かれていつの間にか転校してたみたいな。
その人には大変申し訳ないと思ってる。かえるが好きな人だったなぁ。
今ニュースで話題の教師間のいじめを見てると心がしんどい。

誰かの上に立ちたかったのかなぁ。
もういまはメンタルが死んでるのでそんな気は毛頭ない。
目立ちたくないし責任を負いたくないし関わりたくない。
ただ自己防衛的な意味で言葉はきついかもしれないけど。

いろいろ捩れまくってる。だからｺﾞﾐなんだよね。
自信にあふれてる人間ではないので小さい頃を思い出して
やっぱりわたしには生きてる価値ってないなって思うのです。

一度ぬか漬けになった野菜は二度と生の野菜に戻れない。
覆水は水に返らない。
それと同じで一度死にたいと思った人間はもう普通には戻れない。
人生とはなんと理不尽なものだろう。
（不安障害でうつで社会不適合の25歳女の胸中吐露漫画）